図書印刷の課題
弊社が株主として株主価値向上のために図書印刷に期待すること
1.低すぎる営業利益率の改善(中期経営・投資計画の見直し)
2.リクルート株式の売却と過大な純資産を適正水準とするための特別配当の実施

図書印刷と弊社の対話内容

図書印刷の株主価値向上のため、弊社は対話活動等を行ってきました。経営陣との面談による対話や株主総会における質疑応答などのほか、書面でも意見を伝えています。

弊社は、送付した書面の一部をホームページ上で開示しています。弊社は、図書印刷に対し、一貫して中期経営計画の見直しを通じた利益率の改善、リクルート株式売却を原資とした特別配当を通じた純資産の適正化に関する意見を表明しています。

2016年12月に送付した書面で弊社が表明した意見

  • リクルート株式を全株売却し、売却手取金を投資に活用した後、使い切れない分は特別配当として株主還元するべきであること。
  • 上場企業にも拘わらず少数株主を軽視して投資家広報などの取締役としての責務を果たせないのであれば、株式を非公開化するべきであること。
  • PDF詳細を別ウィンドウで開く

2017年2月に送付した書面で弊社が表明した意見

  • 中期経営計画の投資金額が、図書印刷にとって過大であること、投資対比のリターンを明らかにするべきであること。
  • PDF詳細を別ウィンドウで開く

2017年12月に送付した書面で弊社が表明した意見

  • 事業構造転換および事業領域拡大のための投資に、ほとんど進捗がみられないことを懸念していること。
  • 現在の中期経営計画は9年間の計画の一部であるが、第一ステージの3年間の計画でさえ具体性に乏しく、9年もの計画は無責任かつ不適切なものであること。
  • 投資に使わない現金資産は株主還元に振り向けるべきであること。
  • PDF詳細を別ウィンドウで開く

2018年7月に送付した書面で弊社が表明した意見

  • 当社の課題は、①事業の利益率が低すぎることと、②現金・現金類似資産及び純資産が大き過ぎること。
  • 「現金類似資産は可能な限り当社内に留保すれば経営者にとっては楽であるし、資本効率の向上といった上場企業の経営者としての責務は果たしたくない。」との考えであれば、非上場会社となるべきであること。
  • 当社を引続き上場会社として存続したいのであれば、是非とも「株主から預かった資本を有効活用して利益を計上し、株主価値を最大化させる」べきであること。
  • PDF詳細を別ウィンドウで開く

2019年1月に送付した書面で弊社が表明した意見

  • 凸版印刷がリクルート株式を“売却”して得た資金を用いてデジタル投資を行うにもかかわらず、子会社である図書印刷はリクルート株式を“保有“してデジタル領域に進出するという、正反対の意思決定が一つのグループの中で行われているように見受けられること。
  • 弊社は一貫して、「事業領域拡大を行うとすれば、凸版印刷グループ全体として意思決定を行うべき」と提案していること。
  • 一刻も早く、リクルート株式を売却し、過剰な純資産を減少させ、特別配当を行うことで資本効率を高め、株主価値を向上させるという上場会社の使命を果たしていただきたいこと。
  • PDF詳細を別ウィンドウで開く
  • また、弊社は、株主総会に出席し、株主提案も行っています。

2016年株主総会

株主提案のサマリー
政策保有株式を1期中に売却すること

2017年株主総会

株主提案のサマリー
一株当たり120円の配当を行うこと(分割調整後240円)
※リクルート株式売却による手取り資金を株主還元として使うことを求めることを提案

2018年株主総会

株主提案のサマリー
一株当たり280円の配当を行うこと
※リクルート株式売却による手取り資金を株主還元として使うことを求めることを提案
任意の指名・報酬委員会を設置すること
政策保有株式を3期中に売却すること
  • 2018年7月26日には日経新聞に図書印刷に関する広告を掲載しました。
  • PDF詳細を別ウィンドウで開く
  • 弊社との対話を通じて、2016年8月および9月に、リクルート株式を半分売却するなど株主価値向上の兆しがみられたものの、2017年2月以降は、具体性に乏しく、万一実行できても株主価値は全く向上しない中期経営計画の遂行に固執し、株主価値向上のための取組を全く行っていません。
    また、図書印刷は2018年12月に「指名・報酬に関する諮問委員会」という委員会を設置していますが、委員メンバーの過半数が独立社外取締役となっておらず、社内取締役と社外取締役が2名ずつとなっています。弊社が2018年に株主提案したものは、“委員メンバーの過半数が独立社外取締役である”任意の指名・報酬委員会であり、実効性が担保されていない委員会を評価することはできません。
弊社の対話活動(直接対話を除く) 図書印刷の行動
株主提案 2016年4月
株主総会における対話 同年6月
同年8、9月 保有リクルート株式の半分を売却
リクルート株式の全株売却および
中期経営計画
策定に関する意見書面の送付
同年12月
公表された中期経営計画関する
意見書面の送付
2017年2月 中期経営計画を公表
2017年3月期一株当たり配当を、2円から4円に増配とすることを公表
(分割修正前4円から8円)
株主提案 同年4月
株主総会における対話 同年6月
中期経営計画に対する
意見書面の送付
同年12月
株主提案 2018年4月
同年5月 2018年3月期一株当たり配当を、4円から20円に増配とすることを公表
同時に、2019年3月期一株当たり配当は4円に減配することを公表
株主総会における対話 同年6月
図書印刷の問題点に関する
意見書面の送付
同年7月
日経新聞への広告を掲載
同年12月 任意の指名・報酬委員会を設置
弊社の対話活動(直接対話を除く)
2016年4月 株主提案
同年6月 株主総会における対話
同年12月 リクルート株式の全株売却および中期経営計画
策定に関する意見書面の送付
2017年2月 公表された中期経営計画関する意見書面の送付
同年4月 株主提案
同年6月 株主総会における対話
同年12月 中期経営計画に対する意見書面の送付
2018年4月 株主提案
同年6月 株主総会における対話
同年7月 図書印刷の問題点に関する意見書面の送付
日経新聞への広告を掲載
図書印刷の行動
同年8、9月 保有リクルート株式の半分を売却
2017年2月 中期経営計画を公表
2017年3月期一株当たり配当を、2円から4円に増配とすることを公表
(分割修正前4円から8円)
同年5月 2018年3月期一株当たり配当を、4円から20円に増配とすることを公表
同時に、2019年3月期一株当たり配当は4円に減配することを公表
同年12月 任意の指名・報酬委員会を設置
  • 株式会社ストラテジックキャピタル
PAGE TOP